「私は二歳」 松田道雄著
ようやく北 杜夫著「楡家の人びと」を読み終えた。
長崎までの電車通勤の時間、一日約一時間を利用した。
数多くの小説を読んではいないが、分厚さが全くもって気にならない非常に面白い小説だった。
しばらくこの「楡家の人びと」を上回る小説は自分では選べないだろうと思い、次の本を方向転換して育児書にしてみた。
松田道雄著「私は二歳」
初版は1961年と決して新しくはない。僕が生まれる前のものでもある。
時代背景は現代と異なるかもしれないが、話は人間(赤ちゃん)についてだ。
時代は変われど、人間(赤ちゃん)の心は簡単には変わるまい。
よって古いということにあまり抵抗はなかった。
そして、岩波新書(青版)を読むのは初めて、さらに、この古さを感じさせるなんとも美しい明朝体の活字が嬉しい。
と、相変わらず形から関心をもってしまう(笑)
話の挿絵が岩崎ちひろだった。
今まで関心がなかったが、話の内容に対する挿絵がものすごく的を得ていて関心した。
最初はハウツーものだと思っていた内容もそうではなかった。
答えは読んだ僕自身(父親)が考えないといけないと思わせる内容もよかった。
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