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2010年05月15日 23:10に投稿されたエントリーのページです。

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「私は二歳」 松田道雄著

松田道雄著「私は二歳」

ようやく北 杜夫著「楡家の人びと」を読み終えた。
長崎までの電車通勤の時間、一日約一時間を利用した。
数多くの小説を読んではいないが、分厚さが全くもって気にならない非常に面白い小説だった。
しばらくこの「楡家の人びと」を上回る小説は自分では選べないだろうと思い、次の本を方向転換して育児書にしてみた。

松田道雄著「私は二歳」

初版は1961年と決して新しくはない。僕が生まれる前のものでもある。
時代背景は現代と異なるかもしれないが、話は人間(赤ちゃん)についてだ。
時代は変われど、人間(赤ちゃん)の心は簡単には変わるまい。
よって古いということにあまり抵抗はなかった。

そして、岩波新書(青版)を読むのは初めて、さらに、この古さを感じさせるなんとも美しい明朝体の活字が嬉しい。
と、相変わらず形から関心をもってしまう(笑)

話の挿絵が岩崎ちひろだった。
今まで関心がなかったが、話の内容に対する挿絵がものすごく的を得ていて関心した。

最初はハウツーものだと思っていた内容もそうではなかった。
答えは読んだ僕自身(父親)が考えないといけないと思わせる内容もよかった。

挿絵 いわさきちひろ

「楡家の人びと」と違い、3日の電車通勤で読み終えた。
次の本を準備していなかったので、帰りに本屋さんで岩波新書関連コーナーを覗いてみた。
野村庄吾 著「乳幼児の世界 -こころの発達-」を買った。
が、内容がちょっと学術的で仕事帰りの電車内で読むにはちょっとつらい。。。

調子のって、格好つけて買ってしまったから失敗してしまった。

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