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2010年02月28日 17:38に投稿されたエントリーのページです。

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曽我部恵一詩集とサニーデイ・サービス「東京」に夢中だった頃。

サニーデイ・サービス「東京」と「曽我部恵一詩集」(岩崎書店)

大学生の頃、夢中になって聴いていたサニーデイ・サービス。
特に2ndアルバム「東京」には気が変になるぐらいに恋をしていた。
曲を聴くと頭の中に風景が浮かんでくる。
曲に出てくる恋をする主人公は僕だ。
そして、僕は白いキャンバスノートに、頭の中に既に入ってしまっている歌詞をいかにも自分が今考えて書いているかのように鉛筆で何度も何度も書いた。
書き終えた「恋におちたら」なんてとても素敵な恋文だ。
そんな学生時代は"恋の妄想"に恋をしていた。

社会人になってからもよく聴いているが、学生時代ほどでもなくなった。
だからといって嫌いになったというわけでも全く無いのだけれど。
仕事するようになってなかなか音楽を聴く余裕がなくなったとかそういうことだと思う。

昨年だったか、たまたまヴィレッジヴァンガードに立ち寄ったとき、下北沢のヴィレッジヴァンガードでライブしたときのアルバムがあったので買ってみた。
とても楽しそうに唄っている曽我部さんが印象的で、本当に音楽が好きなんだなと思った。
きっと歳をとられてからも高田渡さんのように歌っておられるのだろうな。

「曽我部恵一詩集」が出ていることは知ってはいたが、買ってはいなかった。
先日、妻からプレゼントされた。
ゴシック体と明朝体が混ざった詩集。
ぱらぱらと読む。ああ、曽我部さんの詩集だ。

でも学生時代にキャンバスノートに書いた僕の詩集にはかないっこないや。
なんて偉そうな。
あれは僕の詩ではないのに。
曽我部さんの詩を自分で書いただけだろ。
もちろんわかっていますとも。

でもそれぐらい、曽我部恵一が好きだということだろうな。

「東京」のレコードジャケットは今でも部屋に飾っている。
桜の花も薄くなってきた。
でも、桜の花が色あせる頃になってもきっと部屋のどこかに飾ってあるはずだ。

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コメント (2)

nao.:

サニーディ 新しいアルバムが発売されると聞いて 久しぶりなときめきでいっぱいです。
ときめき あぁ こんな感じ!

曽我部さんの顔が サニーディにいる時は サニーディの顔になっているのがとても不思議。 で うれしい です。

またいつかの 東京行き たのしみですね。  

ug:

nao.さん

こんばんは。
今日はバイオパークへ家族三人で行ってきました。
息子は初めての動物園。
季節の匂いを感じながらいろんな動物を見て何かひとつでも感じてくれれば何よりです。

サニーデイ。
久しぶりですね。楽しみです。
あまりうまくはかけませんが、きっと聴いている人それぞれの"あの頃"のことを思い出したりするのでしょうね。。。

            

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