学生時代は暇さえあれば映画を見ていたような気がします。
夜半から始まり、特集に沿った4本ほどの映画を上映し明け方に終る広島の「サロンシネマ」のフィルムマラソンにも何度か参加して、映画だけでなく朝方に眠たい目をこすりながら、家に帰るという自分の行為が好きだったのが参加の理由だったかもしれません(笑)
が、社会人になってからは映画を見るのは本当にさっぱり。。。
でも社会人になったということが理由ではないはずなのに。いったいなぜなんだろう。
夜、ニュースを見ていると、若松孝二監督がベルリン国際映画祭で賞を受賞なさったとか。
そういえば若松監督の映画のビデオ何本か買ってたよなあとビデオを探していると、なんだか今夜は映画を見たいなという気になり、久しぶりに映画を見ました。
溝口健二監督の「雨月物語」。
そして、学生時代に映画を選ぶ参考にしていたキネマ旬報の「世界映画オールタイムベストテン」を引っ張り出してぱらぱらとめくっていると、そのベスト200を打ち込んだリストもでてきて、見た映画に蛍光ペンを引いて満足していた学生時代の記憶もよみがえって、思わずニヤニヤとしてしまいました。
映画はやっぱりいいものだなと久しぶりに実感した夜となりました。
コメント (4)
広島ではそんな素敵なイベントがあっていたのですね。羨ましい。福岡では、カフェで映画の上映会があっています。美味しいご飯やお茶を楽しみながら、みんなで鑑賞するんですよ。機会があれば是非。そういえば私も十代の頃に愛読していた『オリーブ』を捨てられずにいます。今度の帰省は久しぶりに思い出を引っ張り出しページをめくることを楽しみにしたいと思います。
投稿者: きりん | 2008年03月07日 14:24
日時: 2008年03月07日 14:24
きりんさん
こんにちは。今日は暖かい長崎で春の訪れを少し感じさせる気持ちのいい天気です。
「オリーブ」
僕は恥ずかしながら後追いで「オリーブ」の存在を知ったので、なかなか実際に見る機会もなく、またリアルタイムで読まれていた方のように懐かしく思えることもできずに残念に思っています(笑)
「オリーブ」に限らず、歳をとっても読み返したいと思える本があるというのはいいものですね。
カフェといえば、きりんさん下の本読まれました?
とても素敵な本でした。
「福岡喫茶散歩」小坂章子(著)
http://www.kankanbou.com/kankan/item/198
ちなみに僕は歳をとったら"カフェ"ではなく、この本に登場できるような"喫茶店"をオープンさせるのが密かな夢だったりします(笑)
投稿者: ug | 2008年03月08日 16:29
日時: 2008年03月08日 16:29
素敵な本のご紹介ありがとうございます。今度、書店で探してみたいと思います。
ugさんの喫茶店、期待『大』です。出来るとしたら、きっと常連さんが沢山いて、とても居心地のよい空間なんでしょうね。開業際は是非ご一報を。
投稿者: きりん | 2008年03月09日 21:33
日時: 2008年03月09日 21:33
きりんさん、こんばんは。
例の喫茶店の本はきりんさんもきっと気に入られる内容ではないかと思います。
喫茶店については、今は具体的ではないのですが、定年後にでもやってみたいなあと思っているのですが。。。まあ、現実的に利益を得るのは難しいでしょうから、それまで貯金しておいて趣味の延長でなんて。。。口で言うのは簡単ですけど。
どこかの古いビルの地下にでも"純喫茶"と呼ばれるようなお店を密かに目指しています。
本当にオープンできたときはご連絡いたしますね(笑)
投稿者: ug | 2008年03月09日 22:56
日時: 2008年03月09日 22:56